ギャラリー部門 旅行記 長尾浩和
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ポルトガルへ行ってきました
   コロナ過でお預けだった外国行きが解禁になったので、まだ少ないメニューの中から久しぶりにヨーロッパの風景を見ようと
   今回はポルトガルを目指す亊にしました。戦争による遠回りと燃費高騰、加えて円安と条件がよくないので暫らく待とうと
   云う提案もありましたが、待っていたら歳を取ってしまう。
   日本からは遠くて馴染みの少ない国ですが、ユーラシア大陸最西端のロカ岬が見てみたいと云う単純な動機です。
  
2023年1月18日(水)~25日(水)
   今回は初めての羽田発着。18日22時50分発とは云うもののフライトは19日1時30分頃。イスタンブールまで13時間35分。
   乗り換え時間が少なくて、広ろ~い空港を走って走って一番最後に乗り込んで、更にポルトまで4時間50分。
   この飛行機、国際線には珍しく小さい。最新型の B737-Max8。デビュー当時話題になった機体でした。
   羽田を出発して約20時間。ポルト到着後すぐ、更に北へ約60km、初代ポルトガル国王の生誕地ギマランイスへ。
新しくて広いイスタンブール空港 ポルト空港


ポルトガルの街ではどこにでも売っているラッキーアイテム

 【幸運の雄鶏】 
“ガロ”
1月19日(木)
【世界遺産 ギマランイス歴史地区】
1月なのに緑いっぱいのギマランイスの街
ギマランイス城  
 ブラガンサ侯爵館
ノッサ・セニョーラ・ダ・オリベイラ教会
“アズレージョ” 日本のより角が丸い金平糖を買った街  ここも有名な風景
・・・ ポルトへ戻って泊り ・・・
1月20日(金) 午前
【世界遺産 ポルト歴史地区】
100年近く走り続けていると云う ポルト経済の中心だったボルサ宮 サンフランチェスコ教会
“アズレージョ” が 美しいサン・ベント駅
 大きな橋なのに電車と歩行者専用、エッフェルの弟子が設計した
 そうです。この先からロープウエイで右の川岸へ降りる。
 ドウロ川に点在する船はワインを積んでいる。大きい船が10本、
 小さいのは6本。左の建物が
ポートワイン”工場。 
ポルトの街のビュースポット 【世界遺産】絵葉書・タイルのマグネットなどにもなっている風景 
ポルトガルはイワシの国

名物のサーディン料理と云う
”イワシ” の丸焼きがうまい
昼食のレストランでは大きいのを4匹食べた


右の写真はいわしをタイルに模ったマグネット
 1月20日(金) 午後 
コインブラ市内観光  ポルトガルの最高学府【世界遺産】 コインブラ大学
大航海時代の立役者 エンリケ航海王子の像 コインブラ大学は丘の上にある
  大学の警備に使われた武器 大航海時代の学生は航海に重要な
  技能者のため、要人だけでなく学生も守られていたと云う。 
ここはカテドラルの中、宗教施設は入っても何かわからん
“アズレージョ”  ヨーロッパの街ではよく見かける門、不法に通ると大変な事に…。
 ここでは石を落とされたり汚物をぶっかけられたりしたと云う。
  夕食はレストランでポルトガル名物の【バカリャウ】と云う干し鱈を使った料理だった。日本人によく合う食べ物だが量が多い。
  大食いで食べ物を残さない私がギブアップした。ボーイが来て頼まないのにワインをガボガボ注いで食べろと云ったが持て余した。
・・・ コインブラ 1泊目 ・・・
1月21日(土) 午前  
モンサント 岩山に貼り付く村と城塞
駐車場の脇にある大砲 こんな所から麓の村を守れるのかな? と思う
案内も安全施設もない ずいぶん開放的なスポット
危険 ! 怖い ! … 放し飼いの犬も歩いていたので案外事故は少ないのだろうが…
1月21日(土) 午後 
トマール 【世界遺産】キリスト修道院 神様とは縁がないのでどこへ行ってもサッパリ分からない・・・
ここにもアズレージョ 修道院はどこも似ている
寺院の中はどこも手が込んでいて素晴らしい かかった手間と費用と技術を想像していつも感心する
工事中で実物は見られない これは防護シートの絵 外観
・・・ コインブラ 2泊目 ・・・
1月22日(土) 午前 
バターリャ観光 【世界遺産】ポルトガル独立の象徴 “勝利のサンタマリア修道院”
立派な建物 有名なステンドグラスとの事
   
有名な人の棺 名前は覚えなかった 修道院の生活区
1月22日(土) 午後 
リスボン   ジェロニモス修道院 ベレンの塔 発見のモニュメント ケーブルカー
【世界遺産】 ジェロニモス修道院
ジェロニモス修道院
   このジェロニモス修道院の周辺にコルクを扱った土産物店があった。ポルトガルはコルクの産地、ワインの栓だけでなく財布・
   バッグ・ウエディングドレスまである。地下鉄に乗ったら座席にもコルクが使われていてびっくり。
【世界遺産】 航海記念碑
航海に大切だった天球儀の模型が所々にある 発見のモニュメント …海へ乗り出して行った人たち
後の航海には飛行機も使われた 【世界遺産】 ”ベレンの塔”
夕方 リスボン市内へ リスボンの町は島のようにいくつかの丘がある。階段・ケーブルカー・エレベーターもある。
このケーブルカー 歩いて登っても 5~10分なのに運賃はずいぶん高い…500円位
約250年前 壊滅状態になったというリスボンの街 ”リスボン地震 ”
・・・ リスボン 1泊目 ・・・
1月23日(日)午前 
午前はリスボンの街を自由散策。私は言葉も地理も分からないので添乗員に付きまとうことにした。
私には贅沢すぎるリスボンの五つ星のホテル
ホテル近くの闘牛場 5ユーロ札が引っかかった地下鉄の券売機
このエレベーターで街の上へ行く エレベーターで上がった風景
1月23日(日)午後  
ロカ岬”
  
           数々の “世界遺産” を訪れる事が多い観光旅行の中に、自然の風景を求める機会は少ない。
           この旅の中におまけのように入っていたここが私の
旅の目的だった。
           この後はファドのディナーショー、明日は又、約20時間かけて帰国。
  
ユーラシア大陸最西端
「ここに地果て海始まる…」の記念塔の前で
午後の日に輝く大西洋
ロカ岬灯台と記念塔の影
   ロカ岬から帰って、ポルトガル最後の夕食は「ファドディナーショー」。”ファド ” … ポルトガルの伝統芸能と云う。
    言葉が分からないのにどうかな ?  と思っていたら隣の席の韓国人グループも同じような感想だったらしい。
   出演者が「今日の客はノリがよくなかった」とぼやいていたとモレ聞こえてきた。レストランや料理はよかった。
・・・ リスボン 2泊目 ・・・
これでおしまい。片道20時間の旅は少々きつい。暫らく休んで元気が出たら又どこかへ行こうと思う。






















2023.3.22 作成 長尾