3 柿右衛門 お猪口はかなり小振りで呑むのが面倒なので、ついついぐい呑みでとなりますが、小さいものも大変趣きがあって良いもの です。12代柿右衛門が13代目となる長男とともに復元した濁手素地に伝統的な柿文や粟鶉文が描かれています。 特に小さいものは玉露茶碗ではないかと思われます。吟醸系を僅かに含んで味わいを唎くには良いかもしれません。 赤絵はハレの日に上品に呑むのが良いですね。磁器ですのでしっかりできていますが永い間に数が大分減ってきました。
2020.12.11 作成 長尾