ギャラリー部門 YAMAHA アコギコレクション Vol. 2 輪湖 一男
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  今回もご覧いただき有り難うございます。私のギターとの出会
  いは小学生の頃、近所のおじさんにもらったギターでした。
  (後にヤマハのダイナミックギターであったことを知る。)
  そして母親にねだってYMCA
のギター教室に通うことに、先生
  は北村峰雄さん。後に自宅にも通うことになり兄の義雄(兄)
  さんにも師事。また、峰雄さんが代表を務めた社会人サークル
  「横浜YMCA
ギターアンサンブル」にも所属し、高3の時の定
  期公演(1965年)でヤマハとの出会い、エレクトーンとの出会い
  があったのです。当日のゲスト奏者はエレクトーン奏者(デモ
  ンストレーター)の故・田面 光さんでした。この時は、まさ
  か後にエレクトーンの仕事で長年に亘りお世話になることなど
  思いもよらぬ出会いでした。田面さんとはこの後、長野市と松
  本市の公演もご一緒し、協演しましたが、エレクトーンはC-1
  だったでしょうか?セドリックのライトバンの荷台にエレクト
  ーンを寝かせて(本当はいけないことですね)積み込んだこと
  を覚えています。
 田面さんとは、それから12年後にヤマハに入社して配属された東
 京支店で再会し、以後、お亡くなりになるまでずっとお世話に
 なりました。本題から外れましたが、ヤマハの音楽普及活動は、
 こうしてギター少年をエレクトーンと結び付けたり、思わぬとこ
 ろで沢山の人たちに音楽の楽しさを伝えているんですね。会員の
 皆さんにも同様な実感をお持ちの方が沢山いらっしゃると思いま
 す。(※ギターの恩師、北村義雄さんはヤマハのカスタムクラシ
 ックギターのアドバイザーとして、峰雄さんはクロサワ楽器の常
 務取締役として活躍されました。)
 では、本題に戻りYAMAHA
アコギコレクションVol.2をご覧くだ
 さい。
最後にご紹介するLJ-16のコメントでヤマハの新しい
 技術のことに触れていますが、近年のヤマハのアコースティック
 ギターは著しい進化を遂げています。古き良き時代の楽器の素
 晴らしさはぜひこの “YAMAHAアコギコレクション” で、それが
 現在、どのように進化したかは、ぜひヤマハのホームページでご
 覧ください。
1.APXT-
  前回掲載したAPX-Aの子供のような楽しいミニエレアコです。とは言え生音でもしっかりした良い音が出ます。
  全長も90Cm程度で軽く、気軽に持ち運べるトラベルギターとして重宝しています。
2.APXT-N
  前出のAPXT-1
のエレガット(ナイロン弦仕様)も同時に発売されたと知り迷わず購入しました。クラシックギターの感覚が味わえる
  優れものです。
3.CPX-
  多くのアーティストが愛用して一世を風靡したコンパスシリーズです。その最高峰は2006年につま恋で吉田拓郎がかぐや姫と
  のライブで使用したCPX-15N(定価21万円)ですが、CPX-8も廉価版ながら遜色のない鳴りです。またピエゾピックアップに
  加えコンデンサマイクを搭載したのも大きな特徴です。
4.L12-
  前回掲載したL-6の12絃ギターです。象嵌等の造りはL-6と同様でとても丁寧な仕上がりになっています。表板にはえぞ松単板を 
  使用していますが、40年の歳月を経て味わい深い音色になって来ました。
5.LJ-16
  このボディは座って演奏する際に最適なフィット感が得られるデザインとのことですが、他のヤマハと比べると確かにとても安定感
  があります。
現在のヤマハギターはARE処理という短期間で木材を熟成させ、長年使い込まれたような鳴りを生み出す木材改質技術
  や5層ネック構造、パッシブピックアップ搭載などの新技術が導入され、楽器としてのクオリティがかなり高まりました。
  現行品のLJ-16にはこれらの機能が含まれています。











2021.4.9 作成 長尾